2024年9月17日、神奈川県茅ケ崎市の市立小学校で小学2年生の女児が学校内で6年生の男子児童に下半身を触れらる性被害に遭っていたことが報道されました。
この記事では
- 性被害があった茅ヶ崎市立小学校はどこ?
- 性被害の女児に暴言の男性担任は誰?
- 性加害の男児の特定は?
などについてまとめます。
事件概要
茅ヶ崎市立小学校で起きた性被害問題の詳細です。
6年生男児3人から下半身を触られる
2024年5月、神奈川県茅ケ崎市の市立小学校で、2年生の女子児童が学校内で複数の6年生の男子児童に下半身を触られる性的被害に遭いました。
女児の保護者の話によると、女児は休み時間に友人と図書館にいたところ、
そうです。
女児への性加害が発覚したきっかけは、女児が友人とやり取りをしていたSNSを保護者が見たことでした。
娘が性被害に遭ったことを知った保護者は、学校に連絡。
性加害を行った男児3人と保護者との話し合いの場が持たれ、男児2人は体に触ったことを認めたそうです。
その際男児らは、
「女性の体に興味があった。以前も(他の女児に)いたずらしたことがある
引用元:Yahoo!ニュース
と他の女児にも性加害を行っていたことを告白。
被害にあった女児の保護者は茅ヶ崎署に相談しましたが、14歳未満の「触法少年」は刑法の定めで刑事罰に問われることはなく、刑事事件扱いにはなりませんでした。
避難訓練で急性ストレス障害
その後、6月に学校で津波被害を想定した避難訓練が行われ、2年生は6年生の教室に教員の誘導で非難。
女児は加害男児と同じ教室に連れていかれてしまい、男児の姿を見たことで体調が悪化してしまいました。
40度近い高熱を何度も繰り返して学校を欠席することが多くなり、医師からは心的外傷による急性ストレス障害と診断された。
引用元:Yahoo!ニュース
男性担任からの暴言
急性ストレス障害と診断された女児は、
と悪夢におびえ、学校では職員の付き添いなしで1人でトイレに行くこともできなくなてしまったそうです。
しかし、男性担任から
などと言われ、心の傷を深くしてしまったそうです。
学校側の配慮に欠ける対応
7月の夏休み前、性被害に遭った女児は1人で呼ばれ、複数の教員が加害男児の「反省の言葉」を代読するのを聞かされました。
この学校側の対応は、事前に女児の保護者にも市教委にも相談はなかったそうです。
女児は、
と再び恐怖心を抱いてしまったそうです。
性被害のあった茅ヶ崎市立小学校はどこ?
2年生の女児が6年生の男児3人から性被害にあった茅ヶ崎市立小学校の学校名は公表されていません。
茅ヶ崎市には19校の市立小学校があります。
- 茅ヶ崎小学校
- 鶴嶺小学校
- 松林小学校
- 西浜小学校
- 小出小学校
- 松浪小学校
- 梅田小学校
- 香川小学校
- 浜須賀小学校
- 鶴が台小学校
- 柳島小学校
- 小和田小学校
- 円蔵小学校
- 今宿小学校
- 室田小学校
- 東海岸小学校
- 浜之郷小学校
- 緑が丘小学校
- 汐見台小学校
6月に避難訓練があった学校は?
報道で、性被害があった小学校では
が行われていました。
6月に避難訓練をしていた茅ヶ崎市の小学校を調べてみると、
していたことが判明。
東海岸小学校以外の小学校では、6月に津波を想定した避難訓練は実施されていませんでした。
ただ、小和田小学校だけは、学校行事のを確認できていないため、避難訓練が行われていたのかどうかは分かっていません。
東海岸小学校では、6月17日に津波を想定した避難訓練が行われていましたが、性被害があった小学校だと特定されたわけではありません。
ですので、学校への電話などは控えていただきますようお願いします。
性被害の女児に暴言の男性担任は誰?
今回の性被害問題では、女児の担任の男性教諭の
という発言も女児を深く傷つけていますが、男性担任の名前は公表されていません。
ただ、SNSでは男性担任に対して厳しい意見が多く見られます。
男性教諭も無神経にも程がある。言っていいことと悪いことの区別もつかない奴が教員なんかやるんじゃないよ。
茅ヶ崎市立小学校の性加害の記事内容が本当なら男性担任が狂ってるわ。親に無断で呼び出してトラウマをほじくり返したり、加害児童の反省文読み上げ?心も壊れるよな?
男性担任は、性被害にあったせいで、急性ストレス障害と診断され、学校では一人でトイレに行くこともできなくなった女児の気持ちに寄り添うことはできなかったのでしょうか。
担任なら、他の教員よりも女児の状況を分かっているはずなのに配慮がなさすぎる女児への言葉が残念でなりません。
性加害の6年生男児の特定は?
茅ヶ崎市の市立小学校で性加害を行った6年生の男児3人の名前などは特定されていません。
前述しましたとおり、14歳未満の「触法少年」は刑法の定めで刑事罰には問われません。
20歳未満のうち、刑罰法令に触れる行為をした14歳未満の少年を「触法少年」といいます。
刑法第41条では刑事責任年齢を14歳未満と定めているため、触法少年は法律上、罪に問われることはありません。
性加害を行った男児3人は、「触法少年」に当たりますが、事件が発生すると、警察は少年を補導し、事件の調査を行うことがあるそうです。
逮捕されることはありませんが、何の手続きもなく自宅へ帰されるわけでもないそう。
ただ、性加害の男児3人が補導されたとは記事に書いてありませんでしたので、今回の性加害は警察への相談だけで済まされたのかもしれません。
今後も性加害の男児3人の名前などは公開されることはないと思いますが、保護者がしっかりと指導して欲しいものですね。
【9月26日追記】茅ヶ崎市教委が性加害を否定
茅ヶ崎市立小学校の2年生の女児が6年生の男子児童から下半身を触られる性被害を受けたとされる問題で、茅ヶ崎市教委が性加害を否定する発表をして物議をかもしています。
「体に触った以上のことは確認できず『性加害』という言葉はそぐわない」
引用元:Yahoo!ニュース
市教委は、今回の問題に対して
と、小学校に通う子供たちの安全を危惧しているようです。
しかし、性加害を受けた女児の母親は、
「娘が受けたのは性被害。市教委は自分たちの責任を問われないために性加害事件と扱おうとしない」
引用元:Yahoo!ニュース
と、行政側を批判。
SNSなどでも、市教委の対応を非難する声が多くあがっていました。
私も、被害児童保護者の言うように、受けた側は「性被害」だと思います。 性被害の行為を「性加害ではない」とすることは無理だと思います。
引用元:ヤフコメ
そぐわないってなんだ!被害児童は学校にいけないぐらい心にもダメージを受けているのに、ただのいたずらですまそうとしている気がしてならない。加害児童とその保護者にしっかり罪の重さを伝える必要がある。学ぶ機会を市教委が奪っている。
引用元:ヤフコメ
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