「太陽の光に当たる」ことでもインフルエンザを予防することができる。
これから迎える受験シーズンに向けてピリピリしているご家庭も多いのではないでしょうか?
予防接種を打つ、マスクの着用、規則正しい生活などインフルエンザを予防するために
いろいろな対策をされていると思います。
様々なインフルエンザ対策の情報があふれる中、インフルエンザを予防するために必要な栄養素が
ビタミンDであることを知っていますか?
このビタミンDが低下することによって、免疫力が落ちインフルエンザにかかりやすくなってしまいます。
それでは、どうやったらビタミンDの低下を防げるのか、ビタミンDの摂取する方法などを
見ていきたいと思います。
ビタミンDを体内で作るには

人間は太陽の光に当たることによって、体内でビタミンDを作っています。
冬は夏に比べて日照時間が短く、人が体内でビタミンDを生成するのに必要な量の日光を
浴びることができません。
そのため、冬はビタミンDが不足しやすくなります。
ビタミンDを生成するためには
1時間ほど両手と顔を太陽光に充てる(冬場の場合)
たったこれだけでいいんです!簡単じゃありませんか?
紫外線が体に良くない影響を及ぼすと言われ、太陽の光に直接当たることが少なくなっています。
しかし、インフルエンザを予防するためにも適度な日光浴は必要なのです。
ビタミンD3をつくってくれる紫外線。紫外線の中のUV-B(280~315nm)と呼ばれる光がつくってくれます。UV-Bは、日焼けの原因になる光です。そしてUV-Bのうち、295nmでいちばんたくさんビタミンD3がつくられます。
引用元:オーソモレキュラー栄養医学研究所
UV-Bは服やガラスを通れません。ですので、いつも屋内で過ごしたり、外出するときに必ず日焼け止めを塗る人は、いつもビタミンD不足になっているおそれがあります。
紫外線(特にUV-A)が皮ふに悪いということも常識となっていますが、日光をおそれすぎずにビタミンD3をつくることのバランスを考えながら生活することが大切です。
ビタミンDを含む食品

食べ物からビタミンDを摂取することも可能です。
どのような食品にビタミンDが含まれているのでしょうか?
- 魚介類(塩サケ、しらす干し、サンマ、イワシ丸干し、ぶり、カレイ)
- 卵黄
- キノコ類(きくらげ、干しシイタケ)
これらの食品には、ビタミンDが多く含まれているので積極的に取り入れたいですね!
しかし食べ物から摂れるビタミンDには限りがあります。
ですので、食品からビタミンDを摂りながら積極的に太陽の光に当たることも大切です。
ビタミンDの効果的な摂り方

では、どのようにビタミンDを摂るのが効果的なのでしょうか?
人が一日に必要とするビタミンDの摂取量は、5.5μgとされています。
卵にはビタミンDが2μg含まれており、卵だけで一日に必要なビタミンDの40%を
摂取することができます。
毎日の朝食に卵を一つ加えるだけでこれだけの量のビタミンDを摂れるんです。
簡単ですよね。
食品だけでは足りない場合は、サプリメントからもビタミンDを簡単に摂取できます。
こちらも簡単にビタミンDを摂る方法としておすすめです。
まとめ

いかがでしたか?
ビタミンDは、インフルエンザ予防のほかにもアレルギー症状を改善したり、うつなどのメンタル症状
にも効果的であることが分かってきています。
正しい食生活と適度な日光浴で、インフルエンザから身を守りましょう!
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