
猫が全然なついてくれないの!どうしたら猫に好かれるの?
こんなお悩みを解決します!
「人は猫を選ぶのではなく、猫に選ばれるのだ。」(フィリップ・ラグノー/ジャーナリスト・作家)
こんな言葉があるように、猫になついてもらうには「猫に選ばれる人」になる必要があります。
私の息子は、猫の事が大好きなんですが、猫からは嫌われています。
それは、彼が猫に好かれようとしてやっている行動すべてが、猫にとって「嫌い」な行動だからなんです(笑)
ネコが嫌がることばかりする私の息子は、猫に選ばれなかった人、すなわち猫がなつかない人なのです。
でも、安心してくださいね!
この記事では2匹の猫と暮らす私が、一緒に暮らしてわかった「猫がなつかない理由」をお話しします。猫がなつかなかなくてお困りの方はぜひ参考にしてください。
- 猫のなつかないタイプの人とは?
- 猫に嫌われる行動
- 猫に好かれるには?
猫がなついてくれれば、「猫と幸せに楽しく暮らしたい」、「猫に幸せになって欲しい」という飼い主としての願いも叶いますよ。
猫がなつかないタイプはこんな人!

猫には、どうしても「なつけない」タイプの人間がいます。
一体どんなタイプの人なんでしょうか?
順にお話ししていきますね!

乱暴な動きの人
猫は乱暴な動きの人には、なつきません。
・大声で話す
・ドスドスと音を立てて歩く
こんなことを猫のそばでしていませんか?
猫は、五感の中で「聴覚」が一番優れています。
人間の聴覚の4倍の聴覚を持つ猫にとって大きな音はストレス以外の何者でもありあせん
猫の事が好きだからと言って、大きな声で話しかけたり、ドスドスと勢いよく近づいていくという行為は自ら猫に嫌われにいっているようなものです。
低い声の人
動物の唸り声や威嚇する声って、低いですよね。
猫に低い声で話しかけると、「威嚇されている!!」と勘違いされてしまうことに...
猫に好かれたかったら、低い声で話しかけるのはやめましょう。
体の大きな人
体の大きな人を、猫は威圧的に感じてしまいます。猫にとって自分より大きな人は、恐怖でしかないんですね。
体の大きな人は、猫に恐怖心を与えないように静かな行動を心がけましょう!
猫に嫌われる行動とは?


猫がなつかないタイプに当てはまらなかったよ。それなのに、どうしてなついてくれないの??
猫になつかれないタイプに当てはまらなくても、安心してはいけません。
猫がなつかないのは、「猫に嫌がられる」行動をしているから。
猫の嫌う行動とは、一体どんなことなんでしょうか
大声を出したり怒鳴る
ネコは、あまり視力がよくないので、目や耳を使って相手の様々な情報を集めています。人には聞き取れない波長の音まで聞き取れるネコは、大きな声や怒鳴り声を怖がります。
ネコになつかれない人は、大きな声を出したり、ドスドスと音を立てて歩いていませんか?
ネコの気を引くために手を叩いてみたり大声で名前を読んだりするのは逆効果です。
ネコには穏やかな声で話しかけてあげてくださいね。特に男性は、少し高めの声で話してあげると猫に警戒心を抱かれずにすみます。
急に動く
・急に立ち上がる
・急に近づく
・急に走り出す
とにかく猫は「急に」何かをされるとビックリしてしまい、一気にその人を警戒してしまいます。
「え??たったそれだけで?」
なんて考えは猫には通じません。猫に嫌われたくなかったら、「急」のつく動きは控えて下さいね。
無理やり触ったり、抱っこする
猫は、無理やり触られたり、抱っこされたりするのをすごく嫌がります。
猫の事が好きすぎて、抱きしめたくてもグッと我慢してくださいね。
抱っこして欲しい時や、触って欲しい時は猫のほうから、あなたに近寄ってきます。その時は、優しく猫の喜ぶ場所を撫でてあげてください。
ただし、調子に乗って触り続けると「ガブッ」とやられてしまうのでご注意を(笑)
触っていて、猫がしっぽをパタパタしだしたらイライラしてきた合図です。すみやかに触るのをやめましょう。
猫を追いかける

「猫は小さな子供が苦手」
全てのネコに当てはまるとは限りませんが、猫は小さい子供が苦手だとよく言われます。
それはなぜか?
小さなお子さんは、かわいい猫を触りたい一心で逃げる猫を追い駆けまわすことがありますよね。
猫は野生では単独行動をしていたので警戒心がとても強い動物。必要以上に追いかけられることは、猫にとって恐怖でしかないのです。
怖くて逃げているのに、さらに追いかけられたら猫がその人を嫌いになるのは当然のこと。
猫に近づいてみたときに、離れていく猫は追わないでくださいね。
少し離れて、猫の方から近づいてきてくれるのを待ちましょう。
猫のペースを乱す
猫はもともと単独行動を好む生き物です。
自分のペース、自分の縄張りを荒らされるのが大嫌い。
猫がくつろいでいるのに、そばに行って触ったり、無理やり抱っこするなんてことをしてしまったら猫は一気にあなたの事を警戒してしまいます。
押し入れの中や、手の届かないタンスの上などに隠れている猫を見つけて引っ張り出すのも絶対にやってはいけない行為です。
そんなことをしたら、猫はあなたのことを「嫌なことをしてくる危険人物」と認識されてしまいます。
猫の嫌いなニオイがする

猫には、どうしても耐えられない苦手なニオイがあります。
- レモン、みかんなどの柑橘系のニオイ
- 香水の匂い
- たばこのニオイ
- ハッカのニオイ
これらは、全てネコが苦手とするニオイです。(中には、大丈夫という子もいます。)
猫の嗅覚は、聴覚の次にすぐれた感覚。犬ほどではありませんが、人間と犬の間位の嗅覚を持っています。
人にとって大したことのないニオイでも、猫にとっては逃げ出すほど不快なニオイなので気を付けてくださいね。
猫が好きなのはこんな人

猫が好む人ってどんなひとなんでしょう?
それは、とっても簡単です♪
「ねこの嫌いなことをしない人」
猫が好む距離感を知っていて、嫌いなことをしない人は猫に好かれる人です。
その他にも、次にお話しするような人のことをネコは好む傾向にあります。
少し高めの声で穏やかに話す人
猫は、高音域の音を聞くのが得意なので、少し高めの声でゆっくりと話す人を好みます。
おばあさんが話すように、ゆったりと猫に話しかけてあげると猫も安心してくれます。
行動が穏やかな人
ネコはのんびりできる空間が大好き。
大きな物音を立てて近づいてきたり、おおげさな身振り手振りでネコに話しかける人がいると落ち着けません。
ネコに近づくときは、目線をネコに合わせてゆっくりと近づき、優しく話しかけてあげてください。
猫の好きなようにさせてくれる人
ネコは、とっても自由奔放でマイペースな生き物。
そんなネコの気持ちを読み取って、ネコのペースに合わせてあげられればネコに好かれる人になれます。
飼い猫には複数の気分のモードがあり、それが瞬時に入れ替わることでまるでガラリと性格まで変わったように見えることがあります。
引用元:ねこほん
気分のモードには①野生モード、②ペットモード、③子猫モード④親猫モードの主に4つ。子猫モードのときは飼い主さんにベタベタ甘えてくるくせに、野生モードに変わったら急に知らんぷり。
さらに夜間や早朝は野生モードが発動しやすかったり、狩りができない雨の日は体力温存のためこんこんと眠り続けるなど、時間帯や天気も猫の気分にい影響を与えます。
このように、くるくると変化するネコの気持ちを読み取れるようになれば、猫にモテること間違いなしです!
こんなおもちゃがあれば、ネコちゃんもきっと大喜び♪
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猫の好むツボを知っている人
ネコに好かれる人は、ネコが触られて気持ちいいツボを知っています。
ネコの体の触られて気持ちいい場所と触られたくない場所を知っておくことは、ネコとのスキンシップにとても大切。
毎日体を撫でてあげれていれば、腫れている場所はないか、脱毛している箇所はないか等、病気の早期発見にもつながります。
飼い主にとっても、ネコの体を撫でてあげることは最高の癒しの時間。ネコが触られて喜ぶ場所を知っておきましょう。
ネコになついてもらえないという人は、ほとんどのネコが嫌がらないという「目と耳の間」を撫でてあげることからチャレンジしてみましょう。
むかつくなんて思わないで、猫に歩み寄ってみよう。

「人は猫を選ぶのではなく、猫に選ばれるのだ。」
私の家には、2匹の猫がいます。
一緒に暮らしているのに、私にはなついて、息子にはなつかない我が家のネコ。私は不思議に思って、息子の行動を観察してみました。
その結果、息子のやってること全てが「ネコの嫌う行動」だったことがわかったのです。
そこで私は、息子にネコの嫌がる行動を全てやめてもらいました。
その結果、少しずつですが息子と猫との距離が縮まったように感じます。
今「猫がなつかない!むかつく!」と思っている方も、とにかくネコの喜ぶツボを押さえて、ネコと接してみてください。
そうすれば、「猫と幸せに暮らしたい」、「猫に幸せでいて欲しい」という願いもきっと叶うはずです。

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