
彼の夢は105キロのバーベルを持ち上げること...
”彼”とは、ロシアに住む ティモフェイ・クレワキンくんという11歳の少年のことです。
ティモフェイ君は、同年代の子供たちがゲームや外で遊ぶ中
週に3日も激しい筋肉トレーニングを欠かさないと言います。
105キロのバーベルを持ち上げるという夢を叶えるために。
少年らしさを湛えたあどけない笑顔にたくましくも美しい筋肉、そして強い精神力。
引用元:しらべぇ
ロシアのメディアが強靭なパワーを誇るティモフェイ・クレワキンくんという11歳の少年を紹介し、
大きな話題となっている。
ただし称賛の声ばかりではない。偏った食事や筋肉増強剤など薬物の使用を疑う声もあり、
身長が伸びる年齢の子供にウェイトリフティングを強いるのは虐待に等しいという声も。
指導している父親に対して批判が集中している模様だ。
過酷なトレーニングは6歳から
ティモフェイ・クレワキン君は5歳の時から、ウエイトリフティングに励む
父親の姿を見てきました。
そして、彼が6歳の時に父親の指導の下本格的なトレーニングを始め、
あっという間に地元の重量挙げ大会に出場。
55キロのバーベルを持ち上げ、会場を沸かせました。
彼が行っているのは、床のバーベルを両手で掴んで太ももの付け根あたりまで引き上げ、
倒れていた上体を起こすデッドリフト。
ティモフェイ君の体重は38キロなので、自分の体重よりも重いバーベルを持ち上げて
いるということです。
しかし、ティモフェイ君がこれだけのバーベルを持ち上げることができるようになったのは
想像を絶するトレーニングの賜物でした。
過酷なトレーニング内容
今年の夏、105キロものバーベルを持ち上げることに挑戦したティモフェイ君。
この挑戦にも驚かされますが、さらに驚くのが彼のトレーニング方法です。
それは、「ベルトを胴に巻きつけロープで大きな車を引っ張る 」というトレーニング。
「年齢が離れた王者に挑むためにはこれくらい必要」という父の言葉に素直に従い 、
一生懸命トレーニングに励む姿に人々は憐みを感じたと言います。
母親の懸念
「僕にとって大切なのは記録を伸ばすこと。最年少のこの体重でどうしても105キロを
持ち上げてみたいんだ。だから周りの子が放課後どう遊ぼうと気にならない」
ティモフェイ君はこう話し、普通の子供たちが欲しがるようなお菓子や果物に目もくれないそうです。
「アスリートの敵だから。」
彼は、食生活も徹底しています。
しかし専門家から、背骨や膝への影響が懸念されると聞きティモフェイ君の母親は
心配で仕方ありません。
母親はティモフェイ君のトレーニングや挑戦に反対していますが、
彼自身がウェイトリフティングを愛してやまないことや、父親を信頼しきっている
ことから今は見守ることしかできないと語っていました。
筋肉ムキムキな子供たち
筋トレに励み、筋肉ムキムキな子供はティモフェイ君だけではありません。
世界には、彼以外にもバキバキに鍛え上げられた肉体を持つ子供たちが
いるようです。



最後に
子供たちが筋トレを行い、体を鍛えることは悪いことではありません。
しかし、成長過程において必要な栄養が足りなくなるような食事をしたり
骨の成長に支障をきたすような過度なトレーニングを行うことは
彼らの本来の成長を妨げることになりかねません。
正しい知識をもって、その年齢に適したトレーニングを行ってほしいですね。
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