今、話題になっているゲーム「パルワールド」を開発した株式会社ポケットペア。
社長を務めているのは、溝部拓郎さんです。
現在はゲーム開発会社の社長の溝部拓郎さんですが、異色の経歴の持ち主なんだとか。
どんな経歴の人なのか気になる!
今回は、
- 株式会社ポケットペア社長・溝部拓郎さんのwikiプロフィール
- 溝部拓郎社長の経歴
についてお伝えします。
溝部拓郎のwikiプロフィール
溝部拓郎さんのwikiプロフィールがこちらです。
- 名前:溝部拓郎(みぞべたくろう)
- 生年月日:1988年8月29日
- 年齢:36歳(2024年9月現在)
- 出身高校:福岡高等学校
- 出身大学:東京工業大学工学部社会工学科
- 職業:株式会社ポケットペア社長
- 家族:兄と弟(三人兄弟の真ん中)
溝部拓郎さんは、株式会社ポケットペアの代表取締役社長を務めています。
溝部拓郎さんは現在36歳ですが、facebookに「独身」と記載してあるので、ご結婚はされていないようです。
幼いころからゲームが大好きだったという溝部拓郎さん。
父親の海外転勤で幼少期をインドネシアで過ごしていたそうなのですが、外出する機会が限られていたため、家でゲームばかりしていたそうです。
溝部拓郎さんが遊んでいたゲームは、ファミコンやスーパーファミコンなどの家庭用ゲーム機でした。
ゼルダの伝説とかかな?
溝部拓郎さんが、6歳だった1994年にファミコンソフト「ゼルダの伝説」が発売されていますよね。
2024年1月に溝部拓郎さんのゲーム会社ポケットペアが発表したゲーム「パルワールド」は、ゼルダの伝説に似てると言われています。
パルワールド、TL見るのを忘れるほど楽しいです。
— アルカリルカ (@alkalilka) January 28, 2024
色んなゲーム(ポケモン、ゼルダ、牧場物語、モンハン、マインクラフト)の要素が詰め込まれているというかオマージュが見て取れます。(画面は拠点での一枚) pic.twitter.com/nRD18NBN1B
もしかしたら、溝部拓郎さんは「ゼルダの伝説」世代なのかもしれませんね。
溝部拓郎の経歴
溝部拓郎さんの経歴は次のようになります。
- 2010年…任天堂ゲームセミナーでDS開発
- 2012年…新卒でJPモルガン証券入社
- 2013年…JPモルガン時代に副業で「STORYS.JP」を立ち上げ
- 2014年…仮想通貨取引所「coincheck」創業
- 2015年…ポケットペア創業
それぞれ詳しく見ていきましょう。
【2010年】任天堂ゲームセミナーでDS開発
溝部拓郎さんは、東京工業大学に在学中に任天堂ゲームセミナーに参加。
ゲームセミナーはインターンシップのようなもので期間は1年。
溝部拓郎さんは任天堂ゲームセミナーに参加した最初の半年で、ゲーム開発の知識や技術を学びました。
そして、残り半年はチームに分かれ、ニンテンドーDSで遊べるゲームを1本作ったそうです。
溝部拓郎さんにとって、任天堂は特別な会社で、将来はゲームプログラマーとして任天堂で働きたいとも思っていたとインタビューで語っていました。
【2012年】新卒でJPモルガン入社
溝部拓郎さんは、2012年に新卒で「JPモルガン」に入社。
金融業界では知らない人はいない本社がニューヨークの総合金融会社。就職偏差値は、ゴールドマンサックスに次ぐ金融業界難易度2位。(ヒューマンデザイン総合研究所情報)
溝部拓郎さんは、「JPモルガン」に就職した理由をこのように説明しています。
同じだけ働くなら時間あたりの収入が多い方がいいだろうと考えて、投資銀行や外資系コンサルを対象に就職活動をしました。その中でたまたま最初に内定が出たのがJ.P.モルガンでした。
引用元:外資就活
たまたま最初に内定がでたから入社したってすごい
溝部拓郎さんは、JPモルガンにテクノロジー職として入社。
JPモルガンでの初任給は50万円だったんだとか!
溝部拓郎さんが「JPモルガン」を退職した理由のひとつが、起業でした。
同期が何人か退職し起業していくのを見て、焦りを感じてきたのです。
引用元:外資企業
このころ、すでに溝部拓郎さんはウェブサービス『STORYS.JP』や仮想通貨取引所『Coinchek』を作っていたそうです。
【2013年】JPモルガン時代に副業で「STORYS.JP」を立ち上げ
溝部拓郎さんは、JPモルガンで働きながら、「STORYS.JP」というウェブサービスを立ち上げました。
STORYS.JPとは?
ユーザーの人生に秘められたドラマを共有するwebサービス。
学年ビリのギャルが1年で偏差値を40あげて慶應大学に合格した話、「ビリギャル」が生まれた場所なんだって!
JPモルガンの同僚だったジェームズさん、東京工業大学の後輩の和田さんと三人で立ち上げた「STORYS,JP」は、ギリギリ黒字か赤字という収益性まで成長したそうです。
このままではダメだということで「ビットコイン面白そうじゃない?」とコインチェックというサービスも始めました。
引用元:https://news.denfaminicogamer.jp/interview/190906a
【2014年】仮想通貨取引所「coincheck」創業
2014年、仮想通貨取引所の「coincheck(コインチェック)」を立ち上げた溝部拓郎さん。
「coincheck」の創業メンバーには、溝部拓郎さんの他に和田晃一良氏、大塚雄介氏が名前がありました。
仮想通貨取引所という、ゲームとは全く違う仕事をしていた溝部拓郎さんでしたが、やはりゲーム制作をしてみたい気持ちが強くなっていったそう。
その時の様子をコインチェックの共同創業者である和田氏がXに投稿していました。
共同創業者なのに「俺はゲームが作りたいんだ」と言い出して、二人で開発してたコインチェックをすっぽかしてゲーム作りを始めた当時はさすがにキレそうでしたが、これだけの規模のゲームをリリースできたならあのときの怒りも許せる気がしました https://t.co/p78HFNEmO3
— 和田 晃一良 (@wadakooo) January 20, 2024
「俺はゲームが作りたいんだ」
と言い出し、コインチェックをすっぽかしてゲーム作りを始めてしまった溝部さん。
和田さんはそんな溝部拓郎さんにキレそうだったそうですが、「パルワールド」の成功を見て許そうと思ったそうです。
【2015年】ポケットペア創業
2015年、溝部拓郎さんは株式会社ポケットペアを創業。
長期的に自分の人生を考えた時、いつかどこかのタイミングで、ゲームが好きな自分はゲーム作りを仕事にすると思いました。それなら、早い段階でチャレンジしようとゲーム会社を立ち上げました。
引用元:Green
幼少期から大好きだったゲームを仕事にすることできた溝部拓郎さんですが、最初の2年間は苦労したんだとか。
渾身のゲームを制作してもリリースする「パブリッシャー」となる会社が見つからない。
ゲームパブリッシャーとはゲームの発売元を指す言葉。パブリッシャーは、ゲームの企画・開発から宣伝、販売まで担当を担当。
「それなら自分たちでやろう」
パブリッシャーが見つからなかったため、溝口拓郎さんは「Steam」というPCゲームのプラットフォームで「オーバーダンジョン」、「クラフトピア」をリリース。
2024年1月、満を持して「パルワールド」をリリースし大ヒットを記録したのです。
パルワールドが世界最大のゲームショーのアワード Gamescom Awardでノミネートされました!!!
— Takuro Mizobe | Palworld (@urokuta_ja) August 19, 2024
受賞もして欲しい!!応援お願いします! pic.twitter.com/WIlzJyLXK6
「パルワールド」は発売からの1か月でプレイヤー数が2500万人をこえたそうです。
まとめ
今回は、「パルワールド」で話題のゲーム会社・ポケットペア社長の溝部拓郎さんのwikiプロフィールや経歴についてお伝えしました。
- 福岡高校出身で東工大卒業
- 幼少期からゲームに没頭していた
- 任天堂ゲームセミナーでDSゲームを開発
- 新卒でJPモルガン証券に就職
- JPモルガンで働きながら「コインチェック」を立ち上げる
- ゲームを作りたいという夢をあきらめきれず、ポケットペア創業
- ゲーム「パルワールド」が大ヒット
すごく異色の経歴をお持ちの溝部拓郎さんですが、「ゲームが大好き」な気持ちはらずっと変わらずに持ち続けてこられたんですね。
そんな溝部拓郎さんなら、きっとこれからも面白いゲームを作り続けてくれそうですね。
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