

トイ・ストーリー3でウッディがメモを書くシーンがあるんだけど、なんて書いてあったのかな?
こんな疑問にお答えします。
「トイ・ストーリー」シリーズの第3作目にあたる今作では、大学進学を控えたアンディが今まで大切にしてきたおもちゃ達を片付け始めるところから物語が始まります。
物語の終盤、ウッディがメモに何かを書くシーンがあるのですが、そこには一体何が書いてあったのか?
この記事では、ウッディがメモに書いた内容やウッディのアンディへの思いをお話ししていきたいと思います。
ウッディとアンディの別れのシーン。私の息子が成長するにつれてだんだんと離れていってしまう寂しさと重なって、胸が熱くなりました。
- ウッディのメモの内容
- ウッディがメモを書いた理由
- アンディとウッディの思い
ウッディのメモに書いてある「1225 SYCAMORE」(1225 シカモア)はウッディの想い。
そこには、トイストーリー3のキャッチコピー「さよならんて、言えないよ...」と深い関係があります。
「1225 SYCAMORE」は、ウッディの本心とはうらはらな切ないメッセージなのです...
「トイ・ストーリー3」ウッディのメモって何?

トイ・ストーリー3の物語の終盤、アンディと一緒に大学に行くことになっていたウッディは大学行きの段ボール、バズやジェシーをはじめ他の仲間たちは屋根裏行きの段ボールの中に入り込みます。
「バズ、さよならじゃないぞ」
「また会おう、カウボーイ」
2人は別れの言葉を交わします。
大学行きの段ボールの中からアンディと母親のやり取りを見ていたウッディは、何かを思いついて急いでメモを書き、屋根裏行きの段ボールの上に置きます。
そのメモをみたアンディは、迷いながらもある行動を起こします...
「トイ・ストーリー3」ウッディのメモの内容

ウッディが書いたメモには、何が書かれていたのか?気になりますよね。
「1225 SYCAMORE」
(1225 シカモア)
これがウッディのメモの内容です。
物語の中盤に登場した、ボニーという女の子の住所だったんです。
このメモを見たアンディは、屋根裏行きの段ボールを抱えてボニーの家に向かいおもちゃ達をボニーに譲ることになります。
ウッディは、ボニーがおもちゃを大切にしてくれる女の子だと知っていたので、みんながボニーの所に行けば幸せになれるに違いにないと考えて、メモを残したのです。
ウッディは、ボニーの家でボニーのリュックに書かれた住所を記憶していました。(途中、パソコンで住所検索もしてました!)
メモを書いたウッディのアンディへの思いとは

幼いころから一緒に過ごした、「相棒」であるアンディとの別れを決意した、ウッディ。
一体どんな気持ちでメモを残したのでしょうか?
アンディのオモチャとしての役目を果たしたから
一番の大きな理由は、アンディの「おもちゃとしての役目」を果たしたからではないでしょうか?
人間誰でも成長するにつれて、子供の頃遊んでいたおもちゃでは遊ばなくなります。それは、おもちゃに「飽きてしまった」とか「嫌いになった」訳ではなく、子供の心が成長したということ。
ウッディも、寂しさを感じながらもアンディの心の成長をしっかりと受け入れていたんだと思います。
そして、アンディのおもちゃとしての役目を果たしたウッディは、アンディの元から離れる時だと悟ったのでしょう。
アンディは大学での新しい生活をスタートさせる。
ウッディもボニーの元でおもちゃの仲間たちと新しい生活を始めるのが、アンディと自分達にとって最高の選択だと考えたのです。
アンディとは永遠に相棒だから
成長した息子を送り出す母の気持ち...ウッディもそんな気持ちだったのではないでしょうか。
遠く離れてしまうアンディに寂しさを感じながらも、心の中では応援している。
離れていても永遠に「相棒」であることには、変わりない。ウッディとアンディの心は、家族以上の強い絆で結ばれていたに違いありません。
だからこそ、アンディと別れるという決断ができたのです。
ウッディのメモの内容...みんなの感想は?
ウッディのメモの内容に対するみんなの感想を少しだけご紹介しますね。
ウッディはアンディとお母さんの会話を聞いていて離れていても心の中に永遠と生き続けると理解したのです。
だから、自ら箱の中に入ったんですよ。
泣けるシーンでした。
私の想像ですがアンディはウッディの意志に気が付いたのだと思います。メモや人形の移動から二人の心が本当に通じ合った瞬間でした。アンディがあげるのを渋っていたけれど、あげたことの決め手はそこなのではないかと思います.
二人の間にしか解らない気持ちが込められてる気がする。
勝手な解釈だけど「今まで、ありがとう!」みたいな感謝の気持ちが伝わってきました。
大学で、皆と離ればなれになって一人でいるよりもおもちゃを大切にしてくれるボニーの元で皆と一緒に暮らしたいと思ったのがウッディが出した結論だっただなと私は思いました。

みんなウッディのメモから、本当にいろんなことを感じたんだね。
「トイ・ストーリー3」ウッディのメモの内容:まとめ

私は最初に「トイ・ストーリー3」を見たのは、今から10年前。ちょうど息子が7才というアンディと同じ年齢位の時でした。
その時は、ただ面白いなっていう感想しかありませんでした。
でも、自分の息子が大学進学を目前に控えた今、改めて映画を観るとアンディの母親に感情移入してしまって涙なしでは観られない!
アンディの母親が、ガランとしたアンディの部屋を眺めながら「ずっと一緒にいられたらいいのに。」と涙を見せる場面で、私の涙腺は完全に崩壊しました。
この映画のキャッチコピー「さよならなんて、言えないよ...」という言葉。
どんなに大好きでも、一緒にいたくても「さよなら」しなければならない時は必ず来る。
でも、たとえ離れ離れになったとしても心は強い絆で結ばれているから本当の意味での「さよなら」ではない。私はこのキャッチコピーにはそんな意味が込められているのではないかと感じました。
「トイ・ストーリー3」のウッディのメモは涙こぼれる切ないメッセージ。
ウッディのメモに隠されたせつない気持ちは大人の目をうるませます。
コメント