石丸論法とは何?「質問に質問で返す」石丸伸二氏のマウンティング手法

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2024年7月8日、X(twitter)で「石丸論法」という言葉が話題になっていました。

どうやら、東京都知事選に立候補していた石丸伸二氏に関係がありそうなのですが、一体どういう意味なのでしょうか?

この記事では、

  • 石丸論法とは何?
  • 石丸論法の具体例は?

などについてまとめます。

目次

Xで「石丸論法」が話題に!

Xで話題になっていた「石丸論法」についての投稿がこちら。

話題になっていたのは、日テレNEWSでの石丸伸二氏と社会学者の古市憲寿氏(39)のインタビュー動画。

簡単にまとめると、

石丸伸二氏が古市氏の質問に質問で返し会話が進まなかった

ということが起きていました。

最終的に石丸伸二氏は以下のように述べています。

「地上波なにやってるんですか。しっかりしてくださいよ。こんなにこっちがしっかりやってるのに、腑抜けたインタビューさせるんじゃないよ」と不満を吐露。「放送法で電波与えられてるんですよね、責任感持ちましょうよ」と局の取材クルーを尻目に訴えていた。

引用元:Yahoo!ニュース

古市氏の質問に対してまともな回答をせずに、質問で返してばかりいたように見えた石丸伸二氏。

この石丸伸二のやり方が「石丸論法」だと話題になっているようです。

詳しく見ていきたいと思います。

石丸論法とは何?「質問に質問で返す」石丸伸二氏のマウンティング手段

「石丸論法」のハッキリとした意味はわかっていませんが、「質問に対して質問で返す」石丸伸二氏のやり方を意味する言葉だと思われます。

  • 石丸氏が言ったことを確認するために石丸氏本人に確認をすると「この人は何を言っているのか分からない」と言われる

  • 石丸氏に初めて質問すると「また同じこと説明しないといけないんですか?」と言われる

石丸伸二氏に質問をすると、まともな答えは返ってこない上に質問で返され、会話が成立しないと…

このような石丸伸二氏のやり方は、マウンティングの常とう手段だという声もありました。

質問に対して質問で返すのはマウンティングの常套手段です。質問者は回答者に対して使える構文、語彙、情報を限定することができますし、自動的に「相手の回答の出来不出来を採点する」立場に立てるからです。ですから「相手より優位に立つ」ことを最優先する人間は必ず質問に対して質問で返します。

「相手より優位にたつ」ことを最優先にする人間は必ず質問に対して質問で返すんだとか。

石丸伸二氏のこれまでのインタビュー動画や前市長を務めていた安芸高田市の議会でのやり取りを見てみると、ほとんどのケースで石丸氏は何を聞かれても相手の質問に質問で切り返しています。

そして、相手がもう一度質問を繰り返してきたときに論点をずらし、自分の土俵に持っていく。結果、なにも質問には答えずに終わるということを続けています。

「質問に質問で返し、質問には答えない。論点をずらす」

というのが『石丸論法』です。

石丸論法の具体例

『石丸論法』のわかりやすい具体的例がありましたので紹介します。


「なんで遅刻したんですか?」

「はぁ(ため息)…なんで遅刻…したのか…ここで聞きますか…」

「当たり前でしょ!みんな待ってたんだから」

「すみません。そもそも遅刻の意味わかってらっしゃいます?」

「は?」

「遅刻の意味、および、用法、分かってらっしゃいますか?と、問うているのです」

「そんなの分かってるに決まってるでしょ?」

「笑。あなたが、分かっていらっしゃらないから、私がこうして問うているのです」

「失礼な!知ってますよ!約束の時間に遅れることです!そんなこと…」

「違います!遅刻の定義とは○○…中略…そんなこともわからないなら、小学生からやり直しなさい!…ここは、市民の税金が使われている公的な場であって、神聖な場所です。あなたはここをなんだと思っているのか?ここはあなたのための小学校ではない!そんなことも分からないなら議員バッチを外しなさい!」


凄くわかりやすい例ですね!

だんだんと、何を質問していたのか分からなくなってしまいます。

質問で質問に切り返し、自分のペースに持ち込む…『石丸論法』凄すぎます。

まとめ

この記事では、Xで話題になっていた『石丸論法』についてまとめました。

『石丸論法』とは質問に質問で切り返し、質問には答えない。論点をずらす、という石丸伸二氏の論法であることがわかりました。

質問者の意図がはっきりと伝わっていないということもあったとは思いますが、質問にはきちんと答えて欲しいなと感じました。

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